インバウンドの市場規模予測・将来性について【2022年版】

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新型コロナウィルスの影響でダメージを一番受けたのはインバウンド需要といってもいいでしょう。観光・飲食・小売りとインバウンドの売上げを期待していた企業は多かったはず。ようやくアフターコロナとなってきて水際対策も緩和されインバウンドが増えつつあります。ここでは改めてインバウンドの市場予測・将来性について簡単に解説をしていきたいと思います。

この記事でわかること

・インバウンドについて
・インバウンドの市場規模について
・インバウンドの将来性について

インバウントとは?

そもそもインバウントとはどういったものを指すのでしょうか?インバウンドとは、英語のInboundそのままで、外国人の方が日本へ旅行にくることを基本的には際します。マーケティング用語でもインバウンド(案件やお問合せが入ってくる)ということで使用されたりもしますが、世間一般的には訪日外国人旅行がインバウンドと認識されています。

2003年に日本政府が観光立国目指すと表明したことでインバウンドが世間に広まりました。またコロナ前までは、訪日外国人が爆買いするというメディアなどで見ることが増えインバウンドというキーワードは一気に広まりました。

traderA
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中国人が爆買いをして帰国後売りさばくってことも多かったようだな。

インバウンドの市場規模予測

コロナ禍になる前の2019年には訪日外国人旅行者数は過去最高の3,188万人という数値でした。しかも7年連続で過去最高記録を更新していました。がコロナで一気にインバウンドがなくなりました。今後市場はどうなっていくのでしょうか?

アフターコロナでも期待されるインバウンド

実際に市場規模予測というはコロナになってからまったく読めない状況が続いていたため発表されていませんが、アフターコロナでもインバウンドは成長産業として期待されています。とあるアンケートでコロナ終息後旅行でどこに行きたいか?という内容に対してアジアでは日本が1位で。欧米豪では2位ととても人気です。世界経済フォーラム(WEF)での「文化資源とビジネス旅行」というものでも高評価を得ています。

インバウンドの市場規模予測・将来性について【2022年版】_画像1

引用元:コロナ終息後も成長が期待される日本の観光市場

円安が追い風に?!

今日本は米国との金利格差によって円安となっています。日本国内でラーメン1杯1000円だとすると米国では3,000円近くします。日本が圧倒的に安い国となってきています。

海外旅行に行くのであれば、物価が高い国よりも安い国に行こうと考える人も中にはいるでしょう。さらに日本は安いだけではなく治安も良く、おいしい食べ物が多い国です。こんな国はほかにないでしょう。円安はインバウンドにとっては追い風となるに違いないでしょう。

traderB
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物価安く、食べ物が美味しいからリピートする外国人も多い。

インバウンドで恩恵を受ける注目市場

インバウンドで恩恵をうける分野はたくさんあります。そこで今回は激選して3つ簡単にご紹介していきたいと思います。

OTA(オンライン旅行会社)

OTAとはオンライン旅行会社です。現代はインターネットで予約するのが当たり前に時代になりました。それはスマートフォンの普及が大きくかかわっているでしょう。OTA市場はとても伸びている市場でもあります。世界的にDX化が進んでいるのでインターネットに特化した旅行会社は今後も伸びてくるでしょう。

traderA
traderA

観光に関するインターネットサービスなんかも注目だな。

決済サービス

旅行の目的にはショッピングもあります。世界中で今はキャッシュレスの時代です。実はまだ日本はキャッシュレス大国になれておらず、現金支払いしかできない店舗も多いです。コロナ禍により前よりもキャッシュレスが普及しましたが、まだまだでしょう。韓国や中国ではほとんどキャッシュレスとなっているので負けてられません。キャッシュレス決済や付随するサービスなどを手掛ける企業を注目してみてもいいと思います。

traderB
traderB

今はクレジットカードもいらないぐらいだからな。

スマホ決済が普及している。

ホテル・宿泊施設

インバウンドといえばまずホテルや宿泊施設でしょう。コロナ禍で大ダメージを受けた産業でもあります。東京オリンピックを見据えて民泊を運営して始めたが廃業した…という声は多かったです。ただ中長期的に見ればこれから盛り上がってくるインバウンドなので期待できます。ホテルや宿泊施設に泊まるのはインバウンドだけではありません。国内旅行者も泊まります。その為インバウンド以外も期待できます。

traderA
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まずは国内から盛り上がっていくだろうな。

インバウンドの市場規模予測・将来性についてまとめ

いかがでしたでしょうか?コロナ禍で世界中の人達が旅行していませんでした。そこで行動制限していたものがここ数年で大きく爆発してくる可能性はあると思います。それを予測して、個人投資家としていまから種をまいていてもいいかもしれません。株式投資、銘柄選びの参考にしていただけると幸いです。

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