日本政府は、2023年から約5年間防衛費を総額43兆円程度に増額すると閣議決定しました。現状の防衛費の約1.6倍の増額のようです。防衛費とは簡単にいうと日本を守る、防衛するために使用される費用(税金)となってきます。ウクライナ戦争や北朝鮮のミサイル発射によって防衛に対する意識が高まってきています。これは個人投資家としてはテーマ株として注目すべきポイントになってくるでしょう。ここでは、防衛/軍事関連銘柄オススメ【本命/最新2023年】を簡単にご紹介していきたいと思います!
・防衛/軍事とは?
・防衛/軍事関連銘柄について
・防衛/軍事関連銘柄の最新情報
防衛/軍事関連銘柄オススメ
さっそくですが、防衛/軍事関連銘柄オススメを独断と偏見でご紹介をしていきたいと思います!株式投資の銘柄選びの材料として使っていただければと思います。
三菱重工業(7011)
三菱重工行(7011)は、1884年から続く歴史ある企業で重機・航空機、鉄道車両など幅広く事業を行っている三菱財閥企業の1つです。総合重機最大手。他に防衛・宇宙などの分野でも高い技術力で機械を作っています。全体の製品数は700以上あり豊富な種類も強みの1つです。防衛分野では、戦闘機や潜水機など手掛けています。日本の中では防衛分野ではトップの企業でしょう。防衛/軍事関連銘柄としては最初に名前が挙がる企業でしょう。

引用元:SBI証券 7011
株価はコロナ禍という厳しい株式市場環境の中では際立って株価は伸びています。ウクライナ戦争の影響もあり防衛意識が高まり、三菱重工行(7011)に買いが入っています。

防衛関連銘柄としては、一番注目すべき銘柄かもしれない。
石川製作所(6208)
石川製作所(6208)は、石川県を本社に置く防衛機器・機械メーカーです。売り上げの約7割を防衛機器が占めています。防衛機器として機雷、航空機用電子機器なども手掛けています。他に段ボール製函印刷機・半導体製造装置などを製造をしています。各種機械の機械加工部品及び内蔵する制御盤等電装関係部品、並びに繊維機械及び外観検査装置等の製造・販売を行っています。

引用元:SBI証券 6208
株価はコロナ禍の影響を受けてやや右肩下がりです。ただ防衛費増額のニュースを受けて少しづつ株価が伸び始めています。

あまり認知度が高くない企業が突如暴騰するケースも多い。
こういった関連銘柄で企業を知ることがある。
細谷火工(4274)
細谷火工(4274)は、日本の化学メーカーです。主に火工品の製造、試験、燃焼処分を行っています。防衛費増額の中でも2023年の予算案に長射程ミサイルを含む弾薬の経費として8283億円を計上する方向で調整に入ったとされ細谷火工(4274)の株価は大きく上昇しました。通常の予算よりも4倍となるようで、売り上げも4倍になるとされています。

引用元:SBI証券 4274
株価は、コロナ禍でも右肩上がりで推移しています。ウクライナ戦争の影響もありミサイル・弾薬関連が注目されていることが上昇の1つでしょう。

メーカーは色々なものを作っているから、恩恵を受けやすい。
個人投資家は化学メーカー好き。
川崎重工業(7012)
川崎重工業(7012)は、日本を代表とする重工業メーカーです。日本三大重工企業となっています。製造は船舶・鉄道車両・航空機・モーターサイクル・ガスタービン・ガスエンジン・産業プラント・油圧機器・ロボットなどの多彩な事業を展開しています。川崎重工業(7012)は、2022年度の防衛省の調達実績があり契約高は三菱重工の次で2位となっています。2023年度から5年間の防衛費の増額を43兆円とするよう指示され、中期防衛力整備5カ年計画の27兆4700億円からは約57%増える計算となり同社にも買いが集まっています。

引用元:SBI証券 7012
川崎重工業(7012)の株価はコロナ禍の影響で一時期大きく下落していましたが、防衛費増額のニュースがあると一気に上昇トレンドに。一時3,000を超える株価となっています。

円安効果もあり通期計画を上方修正している。
それで個人投資家から買いが集まっているようだな。
IHI(7013)
IHI(7013)も同じく日本三大重工の1つです。総合重工業メーカーとして資源・エネルギー、社会インフラ、産業機械、航空、宇宙など様々な分野で展開をしています。また三菱重工とIHI、日本政策投資銀行の3社で民間航空エンジン事業の新会社も設立し話題となっています。防衛費増額という報道から調達実績があるIHI(7013)にも買いが集まってきています。

引用元:SBI証券 7103
IHI(7013)の株価は、コロナ禍でダメージを受けつつも徐々に人々に行動緩和もあり今後の航空旅客需要の回復を見込んで航空エンジンの売上見通しが明るいと株価が右肩上がりに回復をしてきています。

IHI(7013)を日本三大重工として覚えておきたいところ。
個人投資家には人気銘柄の1つでもある。
日油(4403)
日油(4403)は、日産コンツェルンに由来する日本の化学メーカーです。化薬事業を行っていて、防衛用発射薬、防衛用推進薬、弾頭炸薬、ミサイル填薬、砲弾填薬、火薬類廃棄などをつくっています。日本政府は防衛費増額の中から、自衛隊の弾薬不足の懸念に対処するため、量産体制を整備すると発表しています。弾薬に使う火薬の生産工場を建設し、製造技術を持つ防衛産業に貸し出して生産委託するとして日油(4403)に注目が集まっています。

引用元:SBI証券 4403
日油(4403)の株価は右肩上がりで伸び始めています。地政学リスクと防衛費増額で一時大きく上昇しました。直近ではやや落ち込んでいます。

弾薬は必要不可欠だからな。防衛費増額は特需となるだろう。
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防衛/軍事関連銘柄オススメ まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は簡単に防衛/軍事関連銘柄オススメをいくつかご紹介をしていきました。ウクライナ戦争が終わらない限りは戦争の不安はなくならないでしょう。こんな時代でも戦争が起こります。現代はいつどこで戦争が起こるかわかりません。日本が攻撃される可能性も十分にあります。そうならないことを願います。
ただ防衛を準備することはとても大事でしょう。特需として注目されている企業にを投資をして支えることもできます。ポートフォリオの見直しのご参考にしてみてください。
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