株式投資は日本市場だけではなく、海外に目を向けて投資をすることも当たり前になってきました。海外市場にも色々な市場があります。米国市場・中国市場・ヨーロッパ市場など。世界の中でも成長し続けている市場があります。それが米国市場です。ではなぜ米国市場、米国株が上がり続けているのでしょうか?ここでは米国株が成長・上昇し続けている理由についていくつか解説をしていきたいと思います。
・米国株について
・米国株の推移
・米国株が上昇し続ける理由
米国株が上がり続ける3つの理由
株式投資の初心者にも人気な米国株。米国株が上がり続ける理由はいくつかあります。ここではいくつか解説をしていきます。
米国人口は増加し続けている
経済が成長していくにはまず人口増加していくことは必須条件とも言えます。とあるデータでは米国は2100年まで人口が増加すると言われています。移民も含めてたくさんの人種が米国に集まります。それも魅力的な国だからでしょう。人口増加は、労働・消費を生み出してGDP成長を支える大きな要素となります。人口が増えることは企業の利益も増えると考えられます。
米国の人口は1910年に9200万人で、2020年には33100万人に増加しました。1940年代から1960年代にかけて、最大の人口増加が見られました。今後も人口増加が見込まれています。

直近の人口増加を見ても右肩上がりで上昇をしていています。2023年の現時点での人口は約3.3億人とされています。ややコロナ禍の影響もあり人口増加は鈍化しているもののこれだけ経済発展している米国でも増加しているということは重要なポイントでしょう。この人口増加が、米国株が上がり続ける理由の1つでしょう。ちなみに日本はご存じの通り、超少子高齢化となっていて人口増加率はマイナスとなっていてどんどん人口が少なくなっていきます。

コロナ禍で外出自粛などもあり、結果的に移民も減ったのだろう。
コロナも落ち着き始めているので今後は米国の増加率も改善されていくだろう!
世界を代表する企業が多数
米国には世界を代表とする企業が非常に多いことが上がり続ける理由の1つでもあるでしょう。イノベーションを起こしやすい文化も大きな要素となっています。米国の時価総額TOP5の中でも3社は創業してから30年未満となっています。AppleやAmazon、Microsoft、TSLA、Googleなどイノベーションを創出し、新たなサービス・価値などを生み出す企業が多いです。
1日の行動の中で米国企業のサービス・プロダクトをどのくらい使っていますでしょうか?それを考えるだけでいかに米国企業が身近になっているかわかると思います。
逆に日本は世界を代表とする企業が少ない状態です。もちろん、Sonyや任天堂、キーエンス、ユニクロなど世界でも戦っている企業もあります。ただ、失われた20年と言われている期間にイノベーションを起こす企業がほとんど生まれていません。日本の唯一世界で誇れる産業である自動車産業でも電気自動車分野が今大いに遅れています。電気自動車は今米国・中国がシェアをほとんど奪ってきています。
このイノベーションを起こせる企業が多く、世界中で戦える企業が多いのが成長し続けて株価上昇する理由の1つでしょう。

日本ややはり保守的。
米国は積極的にイノベーションを起こそうとしている。
国民性もあるだろう。このままでは日本はほんとうに危ないと思う。
投資は成長する。伸びると思う企業にするのが基本。
金融政策・財政政策
さらに米国は積極的な金融政策や財政政策で株価を大きく上昇させてきました。特にコロナ禍では、積極的に金融政策を行い危機を乗り越えていきました。ただその反動で物価上昇・賃金上昇となり、逆に金融市場を苦しめることになりました。ここ数年は金利上昇で株式市場全体は冷え込むかもしれません。ただそれもFRBの金融政策で徐々に回復の見込みが見えてきました。
こうした政府の積極的な金融政策が長期的な株価上昇を支えている要因だと考えられます。
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米国株が上がり続ける理由 まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は米国株が上がり続ける理由についていくつか解説をしていきました。米国の実質GDPは安定して右肩上がりに伸びています。日本のGDPはほとんど伸びていません。この成長率の違いが明確にある中で国内に投資をするか、米国に投資をするか明確でしょう。
世界の投資家であるウォーレン・バフェット氏は、2017年9月にニューヨークで開かれたイベントで「NYダウ平均が100年後には100万ドルを超える」、要は今後も米国株の価格は上昇し続けると発言しまています。
国内株のみ投資をしている個人投資家さんはこの機会にポートフォリオの見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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