個人投資家の人気銘柄の1つに米国の電気自動車大手テスラ(TSLA)があります。常に話題になっているイーロン・マスク氏がCEOを務める企業です。イーロン・マスク氏は数年後にテスラは時価総額Appleとサウジアラムコを足した時価総額以上になると発言もしています。発言だけみるととても期待できる面白い銘柄です。そんなテスラは日本企業ともかかわりがあります。ここではテスラ関連日本銘柄オススメ【本命/最新】をいくつか紹介していきたいと思います。
・テスラ(TSLA)について
・テスラ(TSLA)の関連銘柄について
テスラ(TSLA)について
テスラ(TSLA)は、現状大きく4車種しか電気自動車(EV)を販売していないにも関わらず、アメリカではもちろん、ドイツやフランスなどのヨーロッパ地域、中国・韓国・タイなどのアジア圏でも販売台数を国内上位を占めています。現状どの国もEVにシフトしていることもあり大きく売り上げを伸ばしています。電気自動車(EV)メーカーという印象がありますが、実は電気自動車(EV)は1つの事業にしかならず他にも色々行っています。エネルギー事業である蓄電システムのメガパックの販売・AI事業のFSD(自動運転)・ロボット事業・将来的にはロボタクシーなど。この事業の多さの将来の事業規模予測から期待されていると言えます。ではテスラ(TSLA)の日本関連銘柄をいくつかご紹介していきたいと思います。
テスラ関連日本銘柄オススメ【本命/最新】
それでは独断と偏見となりますが、テスラ関連日本銘柄オススメをいくつかご紹介していきたいと思います。
パナソニック(6752)
パナソニック(6752)は、日本の電機メーカーです。家電のイメージを持っている方も多いでしょう。テレビやエアコン、洗濯機や住宅設備分野も有名です。車載分野であるリチウムイオン二次電池などを製造しています。テスラとは2009年にEV用の電池供給で業務締結しています。テスラの工場はギガファクトリーと呼ばれ、テスラと共同で大規模電池工場を運営しています。その後テスラの株を約140万株(約24億)を保有し2021年に約4000億円で売約し利益を得ています。ただ資本関係はなくなったものの、協業は終わっていなくさらにテスラへのEV向け電池の生産能力を増強しています。今後まだまだ販売数を伸ばすテストにとってパナソニック(6752)はなくてはならない企業なのかもしれません。

パナソニック(6752)の株価は、ここ数年横ばいとなっています。一時テスラ関連として大きく上昇をしましたが、現在はやや下落トレンドとなっています。テスラは積極的にバッテリーに投資をしています。今後もパナソニックと連携は期待できます。

日本企業の中でテスラ(TSLA)の関連銘柄として一番強いのはパナソニック(6752)だろう。
EVの重要部分のバッテリーに大きくかかわっている。
住友金属鉱山(5713)
住友金属鉱山(5713)は、別子銅山や世界有数の金鉱脈がある菱刈鉱山などを経営する、住友グループの非鉄金属企業です。資源採掘・非鉄金属製錬・先端材料を事業としている企業です。EV分野では電池となる材料を手掛けています。パナソニックと共同で二次電池用正極材料を開発していることから、テスラへの電池供給の黒子となっています。日本化学産業、新日本電工もニッケル産リチウムを一部、住友金属鉱山(5713)に受託加工をしているようです。

住友金属鉱山(5713)の株価は、ウクライナ戦争による情勢緊迫で金やニッケルを物色する動きで大きく上昇しました。その後大きく下げ徐々に回復をしていきています。今後の株価に注目です。

住友金属鉱山(5713)は、地政学の影響が大きいな。
グローバルに情報アンテナを張っておくべき銘柄だ。
ツバキ・ナカシマ(6464)
ツバキ・ナカシマ(6464)は、世界最高級の球面加工技術を持つ精密スチールボール・ローラーおよび精機メーカーで、日本の機械・自動車部品メーカーとして有名です。テスラ向けにセラミックボールを本格的に出荷しています。このセラミックボールは、EVのモーターを支えるペアリングに使われています。「モデルS」「モデルX」などに利用されています。EVは高電圧モーターを使うため、電気を通さない特徴があって変形しにくく軽いセラミックが選ばれているようです。セラミックは工作機械の主軸向けも伸びています。

ツバキ・ナカシマ(6464)の株価は、一時大きく下落しやや回復を見せ横ばいを見せています。世界的な物価な上がり、原材料及びエネルギーコストのさらなる高騰の影響が強まりやや売りが先行をしているようです。

JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つでるツバキ・ナカシマ(6464)。
EVには必要な日本の機械・自動車部品メーカー。
小田原エンジニアリング(6149)
小田原エンジニアリング(6149)は、モーター用巻線設備のグローバルカンパニーです。巻線部門で世界世界二位のシェアとなっています。モーター用巻線設備の市場規模は急速に拡大しています。電気自動車へのシフトが加速しているからです。コイルに針金を巻き付ける技術です。モーター用巻線設備開発として2017年にはテスラ向けに25億の売り上げを出しています。今後も供給が続いていくのでしょうか?テスラも認める技術ある企業と言えるでしょう。

小田原エンジニアリング(6149)株価は、現在大きく下落をしています。米国金利上昇など外部的要因や業績発表などもあり下落トレンドとなっています。今後のEV市場拡大に向けてどのように伸びていくのでしょうか?

日本メーカーはまだまだEVシフト化できていないのが現状。
これが、EVシフト化してくると小田原エンジニアリング(6149)の株価にも
プラスになってくるだろう。
テスラ関連日本銘柄オススメ【本命/最新】まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はテスラ関連日本銘柄オススメ【本命/最新】をいくつかご紹介していきました。現在はEVメーカーとして有名なテスラですが、エネルギー事業、AI事業、ロボット事業など今後伸びていくだろう事業が多いです。その為日本企業が黒子となって関わる可能性も大いにあります。数年後にはテスラの関連銘柄の本命などは変わってるでしょう。テスラの将来が楽しみです。
株式投資の参考にしていただければ幸いです。
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