【注目2023年】個人投資家が意識すべき、最新のETF動向

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ポートフォリオの中でETF(Exchange-Traded Fund)を組み込んでいる人、これから購入を検討している個人投資家も多いでしょう。ここでは個人投資家が意識すべき、最新のETF動向をいくつか2023年版としていくつかご紹介していきたいと思います。

この記事でわかること

・ETFについて
・ETFの最新動向について
・個人投資家に人気なETF3選

ETFとは?

ETFは、Exchange-Traded Fund の略で、投資信託の一種です。ETFは、株式や債券などの資産をまとめて保有し、それらをトラッキングすることで投資家に市場全体を反映した投資を提供しています。

ETFは、上場されているため、株式のように取引が可能です。投資家は、ETFを株式市場で買いたい時に買うことができます。また、ETFには、様々な業種や地域に特化したものがあり、投資家は自分の好きな業種や地域に特化した投資をすることができます。あまり調べる時間がない、手間を掛けたくないという人にとってはオススメな投資法でもあります。

一般的に、ETFは、株式投資や債券投資などのより複雑な投資方法に比べ、管理費が低く、手軽に投資することができるとされています。

traderA
traderA

ポートフォリオの1つとしてETFを組み込めている投資は非常に多いな。

最新のETF動向について

最新のETF(Exchange-Traded Fund)動向について説明するには、具体的な日付や地域を知っている必要があります。ETFは、株式や債券などの資産をトラッキングする投資信託の一種で、市場に上場しているため、株式のように取引が可能です。

ETFは、投資家にとっては多様な資産を組み合わせることができるという利点があり、市場全体を反映した投資を行うことができます。最近では、特にテクノロジーやバイオテクノロジーなどのセクターに特化したETFが人気があります。

近年のETF市場動向について考えると、以下のような特徴があります。個人投資家としては色々投資検討できる部分です。

  • ETFの使用が普及し続ける可能性があり、取引量やアセットアンダーマネジメント(AUM)が増加する可能性がある。
  • ESG(環境、社会、ガバナンス)投資に対する需要が増加する可能性がある。これに伴い、ESG投資に特化したETFが増えており、投資家は自分の価値観に合ったETFを選ぶことができます。
  • テクノロジーヘルスケアなどのセクターに対する投資需要が増加する可能性がある。これに伴い、特定セクターに特化したETFが増えており、セクター別に投資を行うことができます。
  • インデックスファンドに対する需要が増加している。インデックスファンドは、特定の指数に投資することで、市場全体のパフォーマンスを反映することができ、リスクを分散することができる
  • シングル・アセット・ETFに対する需要が増加している。シングル・アセット・ETFは、特定の資産(株式、債券、不動産など)に投資することで、特定の資産クラスに特化した投資を行うことができる。
  • インフレや利下げなどの経済情勢により、株式市場の変動が大きくなる可能性がある。まだまだ米国のインフレは収まっていない状態です。ウクライナ戦争も終わっていません。これはETFだけではなく株式市場全体で言えることです。

など。トレンドに合わせたETFが人気になったりします。

個人投資家に人気なETFとは?

実際に個人投資家はどんなETFを購入しているのでしょうか?個人投資家に人気のあるETFの3つには以下のようなものがあります。

SPDR S&P 500 ETF Trust(SPY)

SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY)は、S&P500指数に投資するためのETFです。S&P500は、アメリカの株式市場の上場企業のうち、市場規模が最大の500社を対象にした指数で、アメリカの株式市場全体を反映した指標とされています。

SPYは、S&P 500指数に投資することで、アメリカの株式市場全体を反映した投資を行うことができます。経済成長し続けるアメリカ全体に投資ができるということで個人投資家にはとても人気です。

iShares MSCI EAFE ETF(EFA)

iShares MSCI EAFE ETF (EFA)は、欧州、アジア、オーストラリアなどの開発途上国の株式市場に投資するためのETFです。EAFE (Europe, Australasia, Far East) は、世界の株式市場のうち、特にアメリカ以外を反映した指数で、22の国と地域の株式市場をカバーしています。

EFAは、MSCI EAFE指数に投資することで、世界の株式市場のうちアメリカ以外を反映した投資を行うことができます。MSCI EAFE指数は、欧州、アジア、オーストラリアなどの開発途上国の株式市場の指標として広く用いられており、投資家により多様な株式投資をすることができます。

1つの地域ではなく地域も数でカバーしたいと思う個人投資家の方にはオススメなETFです。

Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)

Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)は、アメリカの全株式市場に投資するためのETFです。アメリカの株式市場に上場している株式を対象に、全市場のパフォーマンスを反映する指数に投資することができます。

VTIは、CRSP US Total Market Indexに投資しています。CRSP US Total Market Indexは、アメリカの上場企業全てをカバーした指数で、小規模株や、株価が低い株なども含まれています。VTIは、投資家にアメリカの全市場のパフォーマンスを反映した投資を行うことができます。

NISAを活用した長期投資として個人投資家に人気があるETFです。

traderA
traderA

どのETFの分散投資ができるからオススメだな。

個人投資家のほとんどが兼業投資家だと思うからこうやってカバーしていくと良い投資家になれると思う。

※ただし、上記のETFは過去の業績を表しており、将来の業績を保証するものではありません。投資にはリスクが伴いますので、投資のために使用する資金を十分に考慮し、投資目的、投資期間、投資リスクなどを考慮した上で取引を行ってください。

アメリカ個人投資家はETF好きが多い?

アメリカの個人投資家におけるETFの投資割合については、統計によって異なりますが、一般的には株式投資に対する割合が大きいと言われています。

例えば、米国の金融情報プロバイダーのFidelityによると、2021年10月時点で、個人投資家におけるETFの投資割合は、株式投資に対する割合が約35%、債券投資に対する割合が約27%、現金に対する割合が約38%となっていました。これは、個人投資家が株式に対して高い関心を持っていることを示しています。

また、アメリカの個人投資家におけるETFの投資割合は年々増加しており、2019年には約20%程度だったが、2020年には約30%に達したと言われています。これは、ETFが投資家にとって手軽で分散投資ができ、リスクを分散できるために人気が高まっていることを示しています。

traderB
traderB

投資・資産運用が当たり前になっているアメリカ。

ETFの割合が増加しているのはリスク分散の意識が高まっているのだろう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は簡単に個人投資家向けに2023年のETFの動向や個人投資家に人気なETFなどをご紹介していきました。個別銘柄も面白いですが、資産運用としてETFをポートフォリオに組み込むのは大切でしょう。皆様の銘柄選びのご参考になれれば幸いです。

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